2011年2月21日月曜日
虫籠のカガステル
人が巨大な虫になる奇病「カガステル」。その奇病により世界の人口の3分の2を失ってしまった世界。この病気が流行っているため、人は、人を捕食する虫と常に戦い続けている。少女イリは、父と共に母に会いに行こうとしていたが、その途中虫に襲われ、虫駆除屋キドウに助けられるものの、父グリフィスは死亡する。孤児となったイリは、キドウのもとに引き取られる。
虫駆除の過程で犠牲になった人や虫になった者の関係者の思いや元は人間だったものを殺す駆除屋の葛藤など、複雑な人間の感情が描かれている。少女イリの成長と物語が進むにつれて明らかになる真実がストーリーを深くしていく。
設定が受け入れられる人は、絵も上手なので楽しめると思います。
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